2011年3月11日金曜日

[読了]ウェブの仕事力が上がる標準ガイドブック 5 Webプログラミング 後藤康成



読了。

ちょっと前の本だけど、その割に古いと感じさせない内容で、
非常に分かりやすくスラっと読めた。

もうアプリケーションは、どんどんウェブの世界にきている。
普通にホストとか古いシステム扱っていてはダメ。(無論必要ではあるが)

うちの業界は、以前は、基本的にホスト系システムばかりだったのが、
今はそれを維持しつつ、ウェブもクラウドもやらないといけない。
過去のものが捨てれないから、全部やる必要がある。
昔の技術から最先端の技術まで。

これがコストを高める理由の一つであることは間違いない。

だが、これからウェブにどんどん集約されていくと思う。
そのときに追いついているか、そこに居れるかが問題。

ってことで、ウェブの基本を改めてこの本で確認した。
プログラミングをするかしないかは分からないけど、
情報としてはやっぱおさえておくべきだよね。

2011年3月9日水曜日

Packrati.usでつぶやきに含まれるURLをdeliciousに自動ブックマークする


実際にこれが使えるかはまだやってみたところだから分からないが、
とりあえずテストランしだしたのが、Packratius。

これを使うとtwitterでのつぶやきにURLが含まれていた場合、
自動的にそれをdeliciousにブックマークしてくれる。

いつもとりあえず興味ある!と思ってメモも兼ねてリツイートしても、
結局忘れてしまうことが多いから、記録する意味でも試してみる。

twitter, facebook, RSS, instapaper, evernote, deliciousあたりをうまーく連携していかないと。

facebook insightsをウェブページに導入する方法

もう最近facebook絡みでしょっちゅうブログをいじってるけど、
それだけ変化のスピードが早いってこと。
もうこれに追いついていけるもの勝ちな気がしてきた。


さておき、せっかくだから導入しながらメモしていく。

ということで、facebook developer blogにこんなエントリーが投稿された。

facebook insightは、いわばfacebook用のgoogle analyticsで、アクセス解析用ツールだ。
これは今までfacebook pageにおけるアクセス解析しかできなかったのだが、
今回facebookのコメントやlikeボタンを普通のウェブサイトに導入することができる様になったため、
それに合わせて、そのコメントを分析するためのinsightが公開されたかたちだ。

<参考>
ブログ(Blogger)にFacebookのコメントを追加する手順
http://ytakada.blogspot.com/2011/03/bloggerfacebook.html

導入の仕方は至極簡単。

まずfacebookにログインしてから、insight画面に遷移。

すると画面が新しくなっており、右上に緑のボタン「insight for your website」がある。

これをクリックすると、タグがもらえるため、例にならってコピー。

今回はこのbloggerに取り込んだため、「デザイン」→「HTMLの編集」画面に遷移。
そして /headの前にペースト&保存。


そしてもう一度facebookに戻り、右上の緑ボタン「insight for your website」をクリック。
DomainにURLを入力し、下の「GET Insight」ボタンを押下。

これだけ。

するとこんな感じで自分のブログがfacebook insightページに追加されます。


まだ登録したところだからアクセスとかないけど、これは分析し甲斐があるんだろうな。


特に企業サイトとかは嬉しいんだと思う。
これによって、コメント遷移、Like遷移、参加者の属性とかが分かるんだから、
これほど貴重なデータはない。

がっつり分析するためには、今まで頑張ってfacebook pageを作って、
insightだけだと十二分な情報が取れないからってアプリつくって、
google analyticsみたいなの入れて、やっとデータ収集していたのが、
facebook側が外の世界に出てきてくれるなら、既存のものが使える。

うん。便利。

※でも、個人的にはこんなすんなりfacebookの中と外を一緒にするとは思えない。
 まずfacebookコメント等を企業に導入させて依存関係を作った後、
 結局facebook内で行動せざるを得ない様に、
 facebookページではもっと優れた情報が見れるなど差が出てくる気がする。
 

2011年3月8日火曜日

優れたソーシャルメディアマネージャが持ってるスキルとは?


面白い記事がソーシャルメディアトゥデイに載ってたから、簡単に紹介。

What Makes an Exceptional Social Media Manager?

優れたソーシャルメディアマネージャが持つスキルを三つに分類。

■MUST HAVES (必要不可欠なスキル)
(1)Marketer first social media marketer second.
ソーシャルメディアはあくまでマーケティング戦略における選択肢の一つである。
他のコンテンツ、SEO、メールマーケティングとの関連性等が分からないならば、
優れたソーシャルメディアマーケティングはできない。

(2)You are a very good writer
優れた物書きであること。
文章を書く機会は、つぶやきやスキャナー等々の台頭で、次第に減ってきているが、
同時にその重要性は高まってきている。

(3)You understand that content drives social media marketing.
コンテンツがソーシャルメディアマーケティングを可能にする。
ソーシャルメディアによるやり取りは、とても価値あるものだが、
そのやり取りからコンテンツを生成できなければ、次のレベルにはいけない。

(4)You embrace the “social” aspect of social media marketing.
ソーシャルメディアマーケティングの「ソーシャル」な側面が好きであること。
どれだけtwitter経由であり、家でのF2F会話と違っていても、
人に関心を抱いて、人との交流を楽しめなければ、いつか気力を消耗してしまうだろう。

(5)You know or want to learn the ins and outs of social media properties.
強い関心をもって、ソーシャルメディアの隅から隅まで探検し尽くせること。
ソーシャルメディアでは、どこに将来の潜在的顧客が隠れているか分からない。
常にアンテナをはって根気良く探せることが重要だ。


その他にNICE TO HAVESとBONUSがあるが、それはここに引用しておくので、
参考にして欲しい。

■The Nice-to-Haves

You move quickly but with a defined purpose.

Social media is a fast-moving game, but fast cannot turn into sloppy.

You are a real self-starter.

I hear the phrase “self-starter” at least once a day, and I only know a handful of true self-starters. If you are one of the real ones, you may have a place in social media marketing. In any industry or category that is still being defined, self-starters can secure an immediate advantage.

You are not a diva (or the male equivalent).

Social media marketing is a team sport. Everyone has an ego, but if you want to play this role you’d better find a way to suppress it.

You think strategically.

If you are able to articulate how social media fits into a broader marketing strategy and how it contributes to even broader corporate goals, you are golden.

■Bonus Points

You never call yourself a social media maven or guru.

Most social media mavens or gurus could never actually manage a social media campaign; they just play the super hero role in meetings.

You come with a social media audience.

If you’re joining an organization and already have a social media following, you have a head start. That alone should not get you the job though.

For those of you who consider yourselves exceptional social media managers, what is missing from this list? For those of you who have hired social media managers, what separates the good candidates from the poor ones?

2011年3月7日月曜日

ブログ(Blogger)にFacebookのコメントを追加する手順

ちょっと間が空いたけど、ブログにfacebookコメントシステムを追加したから、
その手順をメモ書きしておく。

手順は極めて簡単だ。
いわゆるtagを追加する系。

参考にしたサイト
■Facebook Comments Plugin for Wordpress and Blogger
http://www.9lessons.info/2011/02/facebook-comments-plugin-for-wordpress.html

http://kwout.com/t/vtm3ni9d

(1)コード取得
まずfacebook developersのFacebookコメント追加用コード取得サイトにコードを取得しにいく。


そこで、自分のコメント反映先として指定したいURLを打ち込む。
そしてコメント数と幅を指定し、「GET CODE」ボタンを押下する。

するとコメント用のコードが出力されるからそれをメモメモ。

(2)コード貼付け箇所検索
そして自分のブログに戻って、HTMLが表示される画面に行く。
bloggerの場合だと、dacshboardから[design]-[HTMLの編集]だ。

※このときに必ず「ウィジェットのテンプレートを展開」にチェックを入れる

そして下記のコードを検索

これ b:includable id='comments' var='post' をコピペ


(3)あとは貼付けるだけ
ちょうどこの(2)のコードの下に(1)で取得したコードを貼付ける。




以上!!


ちなみにこのfacebookコメントシステムには、賛否両論の意見が飛び交っている。
この議論はしばらく続くだろうが、
個人的には、一定のソーシャルメディアや複数のソーシャルメディアをまたぐ、
コメントプラットフォームが作られて、
それに集約されて行く流れは避けられないと思う。

2011年3月3日木曜日

途上国におけるfacebookのプレゼンス


上のInside Facebook Goldに出ていたデータが下記にある。
これは今年の2月における各国の新規メンバー数だ。


見て分かる通り、まぁアメリカが1位ということは当然として、
2位がインドネシア、4位にトルコ、5位にフィリピンなどが入っている。
つまり途上国においてかなり高いプレゼンスが見受けられるのだ。
※主に途上国といっても、BRICs、VISTAやそれに近い国々が中心で、
 それより下はおそらくネット環境やリテラシー教育が行き届いてない可能性があるので、
 今後も大きな成長はしばらく見受けられないだろう。

特にインドネシアの成長はめまぐるしい。
トータルユーザ数は、35,175,260人で、国の人口の15%は登録している。
15%と見ると別にアメリカとかイギリスだと50%くらいだし〜と思うが、
特筆すべきは、このデータだ。
Penetration of online pop.: 117.25%
つまりネットユーザ=facebookユーザなのだ。
IEユーザよりもfacebookユーザは多く、
gmailユーザよりもfacebookユーザは多いのだ。(データ未確認)

※http://www.socialbakers.com/facebook-statistics/indonesia#chart-intervalsより

これはインドネシアについてだが、他の国々に関しても似たことが言える。

ちなみにfacebookが規制されている中国でも、
monthly active Facebook usersが1月の119,000人から694,000人に二月はなっている。
まぁ中国の人口を13億人と捉えると、わずか1%にも満たない微々たるパイなのだが、、、


誰かが、facebookはかつてのsecond lifeみたいにもてはやされてるけど、
結局流行らず終わるんじゃないか?電通が盛り上げてるだけじゃないか?と言っていた。

個人的にはナンセンスだ。

second lifeはこんなに人を集めてなかったし、
まして途上国でも使われるなんてことはなかった。
スペックも通信速度も途上国では使えない様な代物だった。

facebookは違う。
もはやmobileでも可能になり、人々の生活に溶け込んでいる。
そして世界中で似たエクペリエンスを人々がしている。
(似たというのは、facebookは個人個人別の経験を提供できるからすごいのであって、
同じ体験をすることは厳密にはできないから)

さて、これからのグローバル社会。
「みんなやってるよ、facebook。なんでやらないの??」
と言われて、日本人はどうするのだろうか?

日本で流行ってないから、やらないなんて意味不明。
世界とコミュニケーションする場を自ら捨てるとか、やっちゃいけないよね絶対。

Gamestormingとはどんなものか考えてみた

from duarte design http://ht.ly/46opS

RSSを見てたら面白そうな記事があったので紹介。

Sunni Brownは、gamestorimingの著者の一人であり、
さらにTED2011の講演者の一人でもある。

著書gamestormingでは、あらゆる課題を乗り越えるためには、
ブレストだけではなく、"gamestorming"が有効だと提唱している。
このgamestormingとは、どうやら文字通り、gameの様だ。
この本では80以上のゲームが紹介されている。

例)elevator pitch game
目的:新たなアイデアを生成する、特に商品開発
参加人数:一人もしくは小さなグループ
制限時間:最低90分
進め方:下記の図を埋めながら考える。


こんなゲームがいっぱい用意されている。
要はブレストやファシリテーションツールとして使える様だ。

推測するに有効となるポイントは三点

1)ゲームとして楽しい
アイデア生成において勢いというものは何より重要だ。
基本的にハイになっている時や、いいね!いいね!と盛り上がるときこそ、
突拍子もないアイデアが生まれてくる。
gamification(広義)はそういう意味では超有効手段だろう

2)ファシリしやすくなる
ゲームに必要不可欠なものが、ルールや手順だ。
ただブレストみたいにルールが曖昧で制約が少ないと、
結局ルールが守られないことは、おそらく多々あるだろう。
そこをゲームと称することによって、
分かりやすくルールの必要性を訴える、そうしないと面白くないと伝え、
ルールを明確にすることは、ファシリするにあたって、
非常にやりやすくなると思われる。

3)ビジュアル化することができる
元々この人はグラフィックファシリテーション畑の人だ。
ゲームに落とし込み、プロセスや結果を分かりやすく、
楽しく表現することが新たなフィードバックループを生み出し、
効果的なアイデア出しにつながることはいうまでもない。

ということで早速本はkindleで読んでみようと思う。

いずれにせよ、流れとしてどんどん楽しく、気軽に、元気に、
というと安っぽく聞こえるが、
そういう雰囲気を作る、そしてその中でビジネスを進めて行くのは、
もはや当たり前になってきている。(なっている)
厳しく効率的なオフィス環境を作ることから、
次第にこういうクリエイティブな場作りができる人材が、
どんどん必要とされてきている。
「場」や「雰囲気」をデザインできる人が、
今後の創造性を育むことができる人となる。

ハーモナイザーは特にチャンス到来と思って勉強すべきだな。

2011年3月2日水曜日

グローバル人材はいずこへ?

ブログを書くといいつつ、
記事を早速貯めてしまったため、まず一つ挙げるとする。
やはり継続は命。
そしてアウトプットしてなんぼ。

先々週末大学時代の懐かしい人々と話す機会があった。
中でも興味深かったのは日系企業に務める帰国組。

会ったのは自分よりも海外経験が豊富で、英語も超ペラペラ。
頭も良いし、グローバル人材としては、超適任者。

彼女は金融系に勤めているのだが、
結局グローバルな仕事をやりたいと言っても、やらせてもらえていない様子。
最近まで自分も同じだったし、他にもそういう人が多く感じる。

てことで、思うのが、本当にグローバル人材はいないのか?
それとも埋もれてるだけなのか?

足りないのはグローバル人材を理解し、管理し、育成する上司ではないか?
TOEIC以外でグローバル性を測れる人はどれほどいるのだろうか?

当然足りないのは両方であり、双方の育成が重要だが、
もし上司が妨げになるのであれば、より問題の根は深い。

グローバルの定義は、以前と変わった。
グローバル=欧米だった90年代。
今はグローバル=先進国+BRICs+VISTAは最低限含まれる。

日本での仕事の仕方、先進国での仕事の仕方、
そして今でいうグローバルでの仕事の仕方は違う。
日本での仕事の仕方ができていないからダメではなく、
現在の定義でいうグローバル人材として適しているか、
本来は、それを見て判断するべきだ。

そしてそれは数字しか見えない人事部では判断できない。
(そもそも人事部は何の判断ができるのかも分からないが)
だから現場から挙げなければならないはずだ。

あくまで個人的な感覚に過ぎずデータ等はないものの、
グローバル人材は、同じ足りないでも、
想像以上に、意外と目の前にいる。

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