2011年3月3日木曜日

途上国におけるfacebookのプレゼンス


上のInside Facebook Goldに出ていたデータが下記にある。
これは今年の2月における各国の新規メンバー数だ。


見て分かる通り、まぁアメリカが1位ということは当然として、
2位がインドネシア、4位にトルコ、5位にフィリピンなどが入っている。
つまり途上国においてかなり高いプレゼンスが見受けられるのだ。
※主に途上国といっても、BRICs、VISTAやそれに近い国々が中心で、
 それより下はおそらくネット環境やリテラシー教育が行き届いてない可能性があるので、
 今後も大きな成長はしばらく見受けられないだろう。

特にインドネシアの成長はめまぐるしい。
トータルユーザ数は、35,175,260人で、国の人口の15%は登録している。
15%と見ると別にアメリカとかイギリスだと50%くらいだし〜と思うが、
特筆すべきは、このデータだ。
Penetration of online pop.: 117.25%
つまりネットユーザ=facebookユーザなのだ。
IEユーザよりもfacebookユーザは多く、
gmailユーザよりもfacebookユーザは多いのだ。(データ未確認)

※http://www.socialbakers.com/facebook-statistics/indonesia#chart-intervalsより

これはインドネシアについてだが、他の国々に関しても似たことが言える。

ちなみにfacebookが規制されている中国でも、
monthly active Facebook usersが1月の119,000人から694,000人に二月はなっている。
まぁ中国の人口を13億人と捉えると、わずか1%にも満たない微々たるパイなのだが、、、


誰かが、facebookはかつてのsecond lifeみたいにもてはやされてるけど、
結局流行らず終わるんじゃないか?電通が盛り上げてるだけじゃないか?と言っていた。

個人的にはナンセンスだ。

second lifeはこんなに人を集めてなかったし、
まして途上国でも使われるなんてことはなかった。
スペックも通信速度も途上国では使えない様な代物だった。

facebookは違う。
もはやmobileでも可能になり、人々の生活に溶け込んでいる。
そして世界中で似たエクペリエンスを人々がしている。
(似たというのは、facebookは個人個人別の経験を提供できるからすごいのであって、
同じ体験をすることは厳密にはできないから)

さて、これからのグローバル社会。
「みんなやってるよ、facebook。なんでやらないの??」
と言われて、日本人はどうするのだろうか?

日本で流行ってないから、やらないなんて意味不明。
世界とコミュニケーションする場を自ら捨てるとか、やっちゃいけないよね絶対。

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