RSSを見てたら面白そうな記事があったので紹介。
Sunni Brownは、gamestorimingの著者の一人であり、
さらにTED2011の講演者の一人でもある。
著書gamestormingでは、あらゆる課題を乗り越えるためには、
ブレストだけではなく、"gamestorming"が有効だと提唱している。
このgamestormingとは、どうやら文字通り、gameの様だ。
この本では80以上のゲームが紹介されている。
例)elevator pitch game
目的:新たなアイデアを生成する、特に商品開発
参加人数:一人もしくは小さなグループ
制限時間:最低90分
進め方:下記の図を埋めながら考える。
Amazon.com: Gamestorming: A Playbook for Innovators, Rulebreakers, and Changemakers (9780596804176): Dave Gray, Sunni Brown, James Macanufo: Books via kwout
こんなゲームがいっぱい用意されている。
要はブレストやファシリテーションツールとして使える様だ。
推測するに有効となるポイントは三点
1)ゲームとして楽しい
アイデア生成において勢いというものは何より重要だ。
基本的にハイになっている時や、いいね!いいね!と盛り上がるときこそ、
突拍子もないアイデアが生まれてくる。
gamification(広義)はそういう意味では超有効手段だろう
2)ファシリしやすくなる
ゲームに必要不可欠なものが、ルールや手順だ。
ただブレストみたいにルールが曖昧で制約が少ないと、
結局ルールが守られないことは、おそらく多々あるだろう。
そこをゲームと称することによって、
分かりやすくルールの必要性を訴える、そうしないと面白くないと伝え、
ルールを明確にすることは、ファシリするにあたって、
非常にやりやすくなると思われる。
3)ビジュアル化することができる
元々この人はグラフィックファシリテーション畑の人だ。
ゲームに落とし込み、プロセスや結果を分かりやすく、
楽しく表現することが新たなフィードバックループを生み出し、
効果的なアイデア出しにつながることはいうまでもない。
ということで早速本はkindleで読んでみようと思う。
いずれにせよ、流れとしてどんどん楽しく、気軽に、元気に、
というと安っぽく聞こえるが、
そういう雰囲気を作る、そしてその中でビジネスを進めて行くのは、
もはや当たり前になってきている。(なっている)
厳しく効率的なオフィス環境を作ることから、
次第にこういうクリエイティブな場作りができる人材が、
どんどん必要とされてきている。
「場」や「雰囲気」をデザインできる人が、
今後の創造性を育むことができる人となる。
ハーモナイザーは特にチャンス到来と思って勉強すべきだな。
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