2011年3月3日木曜日

Gamestormingとはどんなものか考えてみた

from duarte design http://ht.ly/46opS

RSSを見てたら面白そうな記事があったので紹介。

Sunni Brownは、gamestorimingの著者の一人であり、
さらにTED2011の講演者の一人でもある。

著書gamestormingでは、あらゆる課題を乗り越えるためには、
ブレストだけではなく、"gamestorming"が有効だと提唱している。
このgamestormingとは、どうやら文字通り、gameの様だ。
この本では80以上のゲームが紹介されている。

例)elevator pitch game
目的:新たなアイデアを生成する、特に商品開発
参加人数:一人もしくは小さなグループ
制限時間:最低90分
進め方:下記の図を埋めながら考える。


こんなゲームがいっぱい用意されている。
要はブレストやファシリテーションツールとして使える様だ。

推測するに有効となるポイントは三点

1)ゲームとして楽しい
アイデア生成において勢いというものは何より重要だ。
基本的にハイになっている時や、いいね!いいね!と盛り上がるときこそ、
突拍子もないアイデアが生まれてくる。
gamification(広義)はそういう意味では超有効手段だろう

2)ファシリしやすくなる
ゲームに必要不可欠なものが、ルールや手順だ。
ただブレストみたいにルールが曖昧で制約が少ないと、
結局ルールが守られないことは、おそらく多々あるだろう。
そこをゲームと称することによって、
分かりやすくルールの必要性を訴える、そうしないと面白くないと伝え、
ルールを明確にすることは、ファシリするにあたって、
非常にやりやすくなると思われる。

3)ビジュアル化することができる
元々この人はグラフィックファシリテーション畑の人だ。
ゲームに落とし込み、プロセスや結果を分かりやすく、
楽しく表現することが新たなフィードバックループを生み出し、
効果的なアイデア出しにつながることはいうまでもない。

ということで早速本はkindleで読んでみようと思う。

いずれにせよ、流れとしてどんどん楽しく、気軽に、元気に、
というと安っぽく聞こえるが、
そういう雰囲気を作る、そしてその中でビジネスを進めて行くのは、
もはや当たり前になってきている。(なっている)
厳しく効率的なオフィス環境を作ることから、
次第にこういうクリエイティブな場作りができる人材が、
どんどん必要とされてきている。
「場」や「雰囲気」をデザインできる人が、
今後の創造性を育むことができる人となる。

ハーモナイザーは特にチャンス到来と思って勉強すべきだな。

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